プレ老後生活を過ごす終の棲家の浴室リフォームについて書きます。
実はメーカーを希望するのではなく、中の設備について“これは譲れない”という点を伝えて浴室の工事をしていただきました。
キッチンや洗面所などの水回りも同時にリフォームしましたので、色々と業者さんにお任せです。
希望したこと
・浴室乾燥機の撤去
・湯舟側にもカランをつける
・鏡をつける
・カウンターや収納棚はつけない
・シャワーはスライドバーをつける

リフォーム前の浴室です。
平成というか昭和というか、かなりのシブさです。
そして何と言っても暗いです。

リフォーム後です。
照明が変わるだけでかなり明るくなりました。
パネルの色は三女が選びました。カノジョは住まないのですが…

浴室の照明ですが、なぜ昔は丸いすりガラスのようなカバーのものが多かったのか不思議です。
高いところにあるのに簡単にカバーは外れないし、電球が古くなるとなおさら暗くなるし…
とにかく明るくしたいというのが私の要望でした。
LED照明ですので、もし切れたら照明本体ごとの交換です。
よっぽどの不良品でもない限り生きているうちは使えます。

新しい浴槽はLIXILのリノビオが設置されていました。
風呂蓋は掃除が面倒などの点でつけない方も多いようですが、我が家は敢えて希望しました。
以前被災した際に浴室のお湯が残っていたことで助かったことがあったからです。
終の棲家はマンションなので停電すると水が出なくなります。
その時はトイレを使用した際に、ふろの残り湯をタンクに入れて流していました。
ほんの数日の事ではありましたが、教訓です。

キレイサーモフロアという床のようです。
以前に比べたら格段の水はけの良さです。
入浴時のヒヤッとする感じも全くなく、老後の生活に安心の床になりました。
滑りにくさも感じます。

風呂の蓋も軽い素材になっていますね。
高齢者に優しいです。

浴室の入り口もかなり段差が解消されました。
脚が悪くなっても大丈夫そうです。
排水をすると“配管清掃をします”とアナウンスが流れます。
手の届かない部分の掃除ですので、自動で行ってくれるのは有り難いです。
掃除のプロの方にこのアナウンスの事を尋ねてみたら、“それは良い機能ですね”と言われていました。
プロに頼るのはだいぶ先で良さそうです。

収納棚をつけない代わりにtowerのマグネット収納をつけました。
浮かせる収納です。
ランドリーパイプやタオル掛けは無くてもよいと思っていたのですが、設置されていました。
椅子をぶら下げたり、掃除用具をぶら下げるのにちょうど良かったです。
終の棲家で生活を始めた直後にボイラーが壊れるという事態に見舞われました。
前回の交換から10年は経っていましたので寿命ではあります。
ただ雪も降る北国ですので、本格的な冬が来る前に対応しないと命にかかわります。

ボイラーが新しくなりましたので、浴室のリモコンもリフォーム後のものからさらに変わりました。
寒くなる前に工事ができて良かったです。
終の棲家のリフォームで一番高くついたのが浴室リフォームでした。
お金をかけましたので、定期的なプロのおそうじで綺麗を維持したいものです。
少し背伸びをした暮らし、上質な暮らしを終の棲家で…