プレ老後を過ごす終の棲家で使用しているのは、日立のドラム式洗濯乾燥機ビッグドラム【型番BD-SX120H】です。
実際に使用しての感想や気づいたこと機能など書いていきます。
使い勝手もよくとても重宝しておりますので、これから購入を検討されている方におすすめできると思います。
この記事でわかること
- ビッグドラムのお手入れについて
- 噂のニオイについて
- ビッグドラムの機能について
- まとめ・感想

日立ビッグドラム 【型番BD-SX120H】
日立ビッグドラム:日々のお手入れ
糸くずフィルターが一か所だけの新しいタイプです。
ドラム式は普段のお手入れが大変そうな話を聞いていたのですが、今のところ全く感じません。

フィルター確認という表示が出た時点でお手入れをすれば良いとされていますので、毎日のように糸くずを取り除く必要はありません。
一応“ゴムパッキンなどの糸くずは使用したら毎回拭き取りましょう”と表示はあります。
ただ乾燥機能を使うと糸くずはたまりやすいです。
だからと言って乾燥機能を使わないのなら、そもそもドラム式洗濯乾燥機を選ぶ必要はないと思います。
フツーの洗濯機で十分です。

本体前面左下にカバーがありますので、開けて中の糸くずフィルターを取り出して掃除します。
ここの1箇所だけです。

写真のように糸くずが溜まります。
乾燥機能を使うとドアパッキンにフワフワとしたゴミがどうしてもつきます。
気になるところですが“ドアパッキン自動おそうじ”という機能がありますので、何もせずそのままで大丈夫です。
次回の洗濯の時に勝手にきれいにしてくれます。
ドアパッキンの裏側を、専用のシャワーで洗い流す
出典:日立
糸くず掃除が必要な時は表示で教えてくれますし、ドアパッキンも次の洗濯時に勝手に掃除してくる優れものです。
ビッグドラムは決して安い商品ではありません。
家事のライフハック最大限に利用しましょう!
日立ビッグドラム:ニオイ
購入前に日立ビッグドラムとググると“ニオイ”とか“臭い”と出てきていたので気になっていました。
結論から言いますと、改良されていますのでこの機種には関係ありません。
以前の機種に採用されていた乾燥方式が原因だったそうで、2021年8月以降に発売されている商品では乾燥方式が変更されています。
2021年8月以降発売の機種は、すべて「水冷除湿方式」
出典:日立
水冷除湿方式は、乾燥運転中に水を使って除湿をするため、においを軽減できる可能性があります。(空冷除湿方式に比べて、使用する水の量が増えます。)
新しい乾燥方式では乾燥運転時にも水を使います。
水道の栓は閉めないようにしましょう。

日立ビッグドラム:機能
ナイアガラ洗浄
・洗剤を少ない水で溶かし、高濃度洗剤液をつくる
・高濃度洗剤液を、衣類にしっかり浸透させる
・大流量の[ナイアガラ循環シャワー]と、「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」で、節水しながらきわだつ白さに洗い上げる
出典:日立
通常のナイアガラ洗浄以外に温水ナイアガラ洗浄のコースも設定があります。
汚れが気になる場合など使い分けることができます。
AIお洗濯
複数のセンサーで洗濯のさまざまな状況をセンシング。洗剤の種類や布質、汚れの量、水の硬度、布動きなどの状況に合わせて洗い方や運転時間などを自動で制御。これにより、かしこくきれいに洗います。
出典:日立
AIお洗濯を使うと、面倒な設定などすべて不要です。
洗濯物を入れ、電源を入れ、AIボタンを押してスタートボタンを押すだけです。

画像は“すすぎ1回・洗剤少なめ・柔軟剤少なめ”設定の表示です。
我が家のビッグドラムはタッチパネルタイプではありません。
洗剤自動投入

本体上部に液体洗剤・柔軟剤を入れるタンクがあります。
青の液体洗剤タンクは約1000㎖ ピンクの柔軟剤タンクは約700㎖ 入ります。
洗剤の量が減ってくると画面に表示が出ます。
すぐに足さないと!という状態ではないので慌てなくても大丈夫です。
我が家はビッグドラムで毎日洗濯・乾燥していますが、洗剤の補充は“もうそんな時期か…前に入れたのいつだったかな”と思うくらいの頻度です。
タンクは分解できるから、お手入れもしやすい。
出典:日立
使用する液体洗剤・柔軟剤の使用量をあらかじめ設定しておく必要はあります。
洗濯のたびに量る必要がなくなりますので、家事ハックです。
洗濯物を入れ、扉を閉め、電源を入れ、スタートボタンを押す、それだけです。
洗濯コンシェルジュ
スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、自分好みの洗い方を覚えてくれたり、運転状況をお知らせしてくれます。
洗濯に役立つ情報をご案内。[洗濯アドバイス機能]
離れたところからでも運転開始。[リモート機能]
運転終了やお手入れ時期などをプッシュ通知。[お知らせ機能]
出典:日立
帰宅時間に合わせて洗濯をスタートすることができます。
あとどれくらいで終わるのか確認できます。
洗剤が少なくなっていることを知らせてくれます。
スチームアイロン
ドラム内を高湿にし、衣類に高速風を吹きかけてシワを伸ばし、ニオイまで取り除きます。お出かけ前のアイロンがけの手間を省いたりするのに便利です。
※乾いた衣類1kg以下。※すべてのニオイを除去することはできません。
出典:日立
折りジワを目立たなくしたり、つり干しでごわついたタオルをふわふわに仕上げる機能です。

日立ビッグドラム:お手入れ表示
ビッグドラムを使い始めて半年が過ぎた頃、お手入れおすすめ 槽洗浄 という表示が出ました。
まだ特別なお手入れなど1回も行ったことがありませんでした。
洗剤など一切入れずにお手入れができると説明書にありましたので、さっそく開始です。
槽洗浄は12分で終了し、終了後に糸くずフィルターのゴミを取り除いて完了です。
何でも教えてくれて助かります。
日立ビッグドラム:まとめ・感想
ドラム式は“汚れが落ちにくい”とよく耳にしましたが、私は全く感じておりません。
また衣類に洗剤が残っていると感じることももちろんないです。
ビッグドラムは扉が大きく開きますので、中に洗濯物を入れるのも取り出すのもとてもラクです。
絡まりまくった洗濯物を取り出していた縦型洗濯機の時とは比べ物にもならない快適さです。
以前使っていた海外製の安い洗濯機の時は、動作音が大きく脱水中に洗濯機自体が動いてしまうことがありました。
その次に使っていたウルトラファインバブルの洗濯機の時は、汚れ落ちは良いのですが“洗濯物が偏った”と判断しては水を足して回すの繰り返しで、このまま洗濯が一生終わらないのかと思いました。
今は快適に洗濯ができております。スイッチ押すだけですし(笑)
高価な商品ですが買って良かったとつくづく思います。


ちょっとわかりづらいのですが、写真は上が洗濯前のタオルケットで下が洗濯乾燥後のタオルケットです。
まだ新品なので大きな差になりませんでしたが、柄の出方でフワフワ感が伝わるでしょうか。
フワフワに慣れてしまうと乾燥機能は止められません!
日立ビッグドラム:おまけ
先日おそうじのプロの方と話す機会がありました。
汚れ落ちの良さから言うと日立のドラム式が優秀だそうです。
ドラム式は高低差を利用して汚れを落とすため、ドラムが大きいビッグドラムは汚れが落ちやすい
そして日々のお手入れのしやすさでは糸くずフィルター1箇所という点が最高
縦型洗濯機で培われたビートウオッシュの洗い方が生かされているのでは
とのことでした。
ちなみに節水に関してはパナソニックの方かな、とも。
少し背伸びをした暮らし、上質な暮らしを終の棲家で…