終の棲家に住むため仕事を辞めました。日本は国民全員保険に入る義務がありますので手続きをしなければなりません。選択肢はいくつかあります。私の場合ですが
・勤務していた会社加入の保険者で社会保険を任意継続して加入する
・国民健康保険に切り替える
・主人の勤務先の社会保険に被扶養者として加入する

ただ任意継続にしても国保にしても被保険者として加入することになりますので、毎月保険料がかかります。任意継続の場合、今までは会社と折半でしたが今度は全額自己負担なので単純に2倍の金額。国保の保険料は年齢収入によって変わりますので住民票のある市区町村へ問い合わせましょう。
となると主人の保険に扶養者として加入するというのが現実的です。今後の収入がないですから。ちなみに私が扶養に入っても主人の保険料は変わりません。
この家族の社会保険の扶養に入る手続きというのが、まあなんだかんだと面倒なんです。会社の規模が大きくなればなるほど面倒かもしれません…日本の保険制度が充実している点を悪用した詐欺行為とかありましたので。慎重なのは仕方ないですけれど、必要な証明書を取ったりするのは手間がかかります。また会社の担当者も自分で判断がつかず社労士に確認しますとか言い出したり…
私は退職後再就職の予定はありません。主人が働けなくなったなど余程のことがない限り。そして失業給付金ももらう予定もありません。これは働いていた人雇用保険を払っていた人の権利ではあるのでもらうべきだと考える方もいると思います。あくまでも再就職を希望していて次の仕事が見つかるまでの生活保障という意味合いなので。
主人の会社の担当者から言われるがまま、今まで勤めていた会社からの離職票・最終の給与明細書・婚姻の事実がわかる証明書(戸籍謄本)を次々と用意し、失業給付はもらいませんと宣言をし、先日やっと許可が下りました。1か月かかりました。

遡って退職日の翌日から加入できますので結果的には無保険の期間などできずに済むのですが、定期的に医療機関にかかっていたりすると病院も巻き込んで大変な思いをします。そして本社から送られてくる保険証…手元に届くのはいつになるのやら…
社会保険の扶養から抜けるのは簡単なのに。
そうそう社会保険料は月末に所属していたところの保険者に支払います。6月でしたら30日に在籍していたところ…なので会社によっては退職日を1日前に設定するよう言われる場合があります。最終月の社会保険料など会社側が負担しなくていいように…企業もなかなかしたたかです。
少し背伸びをした暮らし、上質な暮らしを終の棲家で…