北国にある終の棲家は1年前リビング・キッチン・バスルーム・和室などリフォームしました。
終の棲家と呼んでいる通り、定年後夫婦二人で過ごすための家です。
単に綺麗にする新しくするといった目的のリフォームではなく、高齢者に寄り添ったリフォーム高齢者が生活しやすいリフォームです。
段差をなくしてバリアフリーにしたり高所の収納を撤去したり、生活を便利にする家電は積極的に取り入れています。
キッチンリフォームについては以前書いていますので良かったらお読みください。

思いがけず東京にも拠点を置くことになり、そのマンションのシステムキッチンをリフォームをいたしました。
築20年のマンションです。
キッチンの寿命が20年程度と言われていますので、妥当な時期かと思います。

2口コンロ・食洗機・ビルトイン浄水器、標準的な装備です。

上部の階段状の棚とレンジフードは年代を感じさせます。
キッチンまわりのタイルも同様です。
ここには私達だけでなく子供達も一緒に住みます。
子供と言ってもみな成人しています。
使用頻度から言うと子供達の方が高いので、子供達が使いやすいことを目標にリフォームします。
終の棲家のように高齢者向きのリフォームにする必要はありません。

リフォーム後のキッチンです。
システムキッチンはクリナップのラクエラで、ガスコンロはパロマです。
ぱっと見ただけでもキッチンの新しさがわかります。
引き出しの収納量は以前とは比べ物にならないくらい多いです。
壁のタイルはキッチンパネルになりましたので、油汚れも簡単に掃除できます。
照明も格段に明るく感じられます。
引き出しの取っ手は目立たない一体型のタイプにしました。
タオルをぶら下げることはできないですが、ここは見た目重視です。
その分値段も上がります。
食洗機・浄水器は撤去し設置しませんでした。
料理好きな家族なので、ガスコンロは3口に変更し、グレードも少し高いものを選んでいます。
キッチンリフォームは決して安い買い物ではありません。
しっかり見積もりを取って検討しましょう。
コンロの種類・水栓の種類・食洗機の有無はこだわりがあると思うのですぐに決められると思います。
扉の色・取っ手の種類は豊富なラインナップから選びます。
グレードによって選択肢は変わります。
値段も変わります。
今回のキッチンリフォーム費用ですが、撤去費・養生費など諸々含めて85万円です。
もちろん交渉して値引きはしていただいています。
正直なところもう少し金額は抑えたかったです。
たった1年の差ですが、終の棲家のリフォーム時より人件費をはじめ諸々の値段が上がっていますので致し方ありません。
短期間に2回もキッチンリフォームをするとは思ってもいませんでしたが、良い経験になりました。
少し背伸びをした暮らし、上質な暮らしを終の棲家で…