洋室リフォームのこだわり-プレ老後生活を快適にする

終の棲家には六畳の和室がありました。

リフォームの前に畳の張替えを済ませていたのでこのまま使う予定でした。

プレ老後の50代…主人の足に不調がたびたび起こります。
座る生活は厳しいと言い出したので、リビングや水回りのリフォームに合わせて洋室にしていただくことに決めました。

リビングから続いている部屋なので、フローリングも扉もクローゼットのドアもすべて同じ仕様になっています。

部屋の中から見ると上の写真のようになります。

もともとは4枚の障子でしたが、3枚のスライドドアに変わりました。

フローリングだけ娘が選びましたが、他の部分は施工業者さんにお任せのリフォームです。

ただ一つだけお願いというかこだわった部分が上の写真にあります。

壁面の鴨居(かもい)を長押(なげし)として使うという点です。

白い横長の棒状部分、ハンガーを掛けることもできますし画鋲をさすこともできます。
普段はアイロン待ちのワイシャツをぶら下げています。

この部屋にだけエアコンを設置しています。

終の棲家は北国にありますが、最近は夏場に30℃を超える日もあるので主人が設置を希望しました。
実際昨年の夏は数日ですが使用しました。

ベランダに出る扉は北国特有の二重サッシです。
外側のサッシは以前のままですが、内側のサッシは交換していただきました。
障子のようなすりガラスのような古い感じのサッシが新しくなりました。

ベランダに雪が積もってもこの二重サッシのおかげで寒さがダイレクトに伝わることはありません。
あまりに気温が下がると凍って外側の扉が開かないことはあります。

クローゼットの中は上部に棚とハンガーポールの設置がされています。
奥行きは以前のままなのでかなり余裕があります。

リフォームした洋室は、夏は扉を開け放し広々としたリビングの続き間として使っています。
冬場は光熱費の事もありますので閉め切って独立した部屋にしています。

クローゼットの扉もスライドドアも軽い力で開閉できます。
プレ老後用に工夫した点はなかったのですが、新しい建具は高齢者に優しい仕様です。

そうそういまだ照明は決まっていません。

少し背伸びをした暮らし、上質な暮らしを終の棲家で…

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