終の棲家のキッチンのリフォームにあたって絶対設置したかったモノの一つがタッチレス水栓です。
ちなみにもう一つは食洗機です。

料理の合間に汚れた手で蛇口を触ることや洗い物中に泡だらけの手で触れてしまうことに小さなストレスを感じていました。
とりあえず手で水をかけたりしてその場は済ませますが、うろこ状の乾いた跡ができ眉間にしわが増えます。
我が家のナビッシュハンズフリー水栓の型番はJF‐NA412S型です。
現在は後継のタイプが販売されています。
正式名称はハンズフリー水栓のようです。
とても重宝していますので、キッチンリフォームなどでタッチレス水栓を検討されている方にはおすすめです。
ナビッシュハンズフリー水栓
せっかく設置するなら黒がいいですと施工業者さんにお願いいたしました。
後で知りましたが、金額がグッと上がるようです。

ナビッシュハンズフリー水栓:自動センサー
吐水口に手など差し出している間のみ水が出る機能です。
出す止めるの操作が不要で、出しっぱなしを防げます。
節水です。
自動センサーはON/OFFスイッチを切り替えることで、使わない状態にできます。
写真のAUTOの部分を押すと機能します。

AUTOスイッチを押し、点灯すると自動センサー機能が使えます。
吐水口の下に手を出すと水が出て、引っこめると約1~2秒後に止まります。
シンクの奥のモノを取ろうとしてジャーと水がかかってしまうことが数回ありまして、我が家では現在機能を停止しています。
センサーまで手が届かない小さいお子さんでも、吐水口に手をかざせば水が出るので便利かもしれません。
水を止める必要もないですし。
ナビッシュハンズフリー水栓:タッチレススイッチ(湯水)
センサーに手をかざすだけで、吐水・止水ができます。
水栓に触れませんので衛生的です。

写真のオレンジ色に点灯している部分の上が湯水のセンサーです。
手をかざすと“ポン”という操作音がして、水が出ます。
止める時も同様に手をセンサーにかざし、“ポン”という音の後に止まります。
顔や腕が近づいただけでも反応するので、掃除中にジャーとなりびっくりすることはあります。
ナビッシュハンズフリー水栓:タッチレススイッチ(浄水)
浄水のみを使用したい時のセンサーです。
手をかざすだけで浄水が出ます。
水栓には触れませんので衛生的です。

写真の青色に点灯している部分の下が浄水のセンサーです。
手をかざすと“ポン”という操作音がして、浄水が出ます。
止める時も同様に手をセンサーにかざし、“ポン”という音の後に止まります。
しばらく使っていないと青色ではなく紫色で点灯します。
前回からの経過時間で変わりますが、捨て水の時間が設定されています。
我が家の場合、毎朝1回使用前に捨て水をしています。
浄水を出し続けると、途中で色が青色に変わるので使用できるタイミングがわかります。

ナビッシュハンズフリー水栓:ルミナスサイン
光の色で吐水温度を表示します。
温かくなったかなと手で直接触れて調べる必要はありません。
色で確認ができますので、まだかなのイライラ軽減です。
終の棲家は北国なので、冬場は本当に助かります。
氷水のような冷たさに触れてしまい、ヒェ~というのがなくなりました。

オレンジ色に点灯している部分がルミナスサインになります。
低温から高温になるにしたがって色が変化していきます。
青色→黄色→オレンジ色→赤色
ナビッシュハンズフリー水栓:高性能浄水器
ビルトイン浄水器ですので、シンク周りは広々です。
カートリッジの交換時期が近づくと浄水センサーに“交換”と表示されるので、使用開始日を記載しておく必要もないですし交換忘れもありません。
浄水カートリッジの交換時期は、使用期間12か月、または浄水の総使用量が10.000Lです。
交換時期になると浄水センサーに“交換”という表示が点灯します。
交換時期が近づくとまず“交換”が点滅しますので、慌ててカートリッジを用意しなくてもまだ余裕があります。
使用期間11.5カ月あるいは使用量9.600Lのタイミングになります。
ナビッシュハンズフリー水栓:ハンドシャワー
写真の下に出っ張っている部分から少し上までの部分がハンドシャワーです。
ハンドシャワーは引き出すことができるので、シンクのすみずみまで水が届きます。
シャワーと整流は切り替えられますので、用途に応じて効率よく使えます。

吐水口先端部分が切り替えレバーになっています。
左右に回すことで、ひろびろシャワーと整流を選べます。
ひろびろシャワーとは、吐水口近くは散水幅が小さく、シャワーが下に行くほど広がるため、水を当てる高さを変えることで洗う物に適したシャワーの幅が選べ、小さな物から大きな物まで効率よく洗えるシャワーです。
出典:LIXIL
ナビッシュハンズフリー水栓:レバーハンドル

水栓のシンク側にあるレバーハンドルでタッチレス湯水センサーと自動センサーで吐水する湯水の流量の調節をします。
ハンドルを上下に動かすことで流量が変わります。
温度は写真のように左右に動かすことで変わります。
タッチレス浄水センサーは一定の量で出るようになっているので、変えられません。
ナビッシュハンズフリー水栓:感想
実は終の棲家のリフォームが終了してから実際に入居するまでだいぶ時間がかかっていまして、ガス開栓の際ガス会社の方に“この黒いタイプのタッチレス水栓よく手に入りましたね”と言われました。
一時期は入手困難だったとか…金額もだいぶ上がっているようです。
ホームセンターのリフォームコーナーで25万と表示されていたのを見た時は主人と二人で目を見張りました。
最近広告を見かけるようになりましたので、少し流通が改善されてきているかもしれないですね。
夫婦二人のプレ老後生活なので大量の食事を用意するわけではありませんが、手際よくササッと料理をしたいのでハンズフリー機能はとても重宝しています。
肉や魚を触った手で蛇口を触らないですむというのは本当に快適です。
“子供が遊んでしまうので必要なかった”という評価も見ましたが、高齢者になりますので便利なものは積極的に取り入れていきます。
無意識に洗面所でもついつい手をかざしてしまいます。出ないですけど…
少し背伸びをした暮らし、上質な暮らしを終の棲家で…