いくらの醬油漬けを作る

生筋子がスーパーに並ぶ季節がやってまいりました。
プレ老後生活です、美味しいもの・好きなものを食べましょう。

このような形で売られています。
Lサイズのシールが貼られていますが、そんなに大きくない気がします。
特売で100g980円でした。
もう少し手ごろな値段になるといいのですが…

まずはお湯を沸かします。
我が家には電気ケトルがないので、フツーに鍋に水を入れて沸騰直前に火からおろします。

ボールにお湯を入れます。
アニサキスがいる場合に備え、温度は60℃です。
1分浸ければアニサキスは死にますが、瞬殺を望む場合は70℃のお湯に入れてください。
ちなみに筋子が茹ってしまうことはありません。

アニサキスがいるとすれば、いくらの粒の中にいるのではなくいくらとその外側の皮の間にいます。

白く濁りますが問題はありませんので、そのまま1分待ちます。

まだまだお湯は熱いのでやけどに注意です。

汚れたお湯を捨てて、新たに水を入れます。
そしていよいよほぐしていく作業です。

外側の皮はお湯でほぼ剝がれていますので、後はいくらが一粒ずつになるよう薄い膜を手で取っていきます。
意外と潰れませんので、指先を使ってこするようにほぐします。

途中で水を変えながら、繰り返し行います。
ここが大変ですが、美味しいものを食べるためです、頑張ります。

薄い膜を完全に取り切るのは正直難しいです。
水を取り替えているうちにだんだん少なくなっていきますので、少なくとも5~6回行えば良いのかと思いますが美味しく食べたいので私はもう少し粘ります。

ザルにあけます。
このまましっかりと水が切れるまで放置です。

お寿司屋さんで見るいくらとは印象が違いますが、大丈夫です。
調味液につけたらルビーのように輝きます

調味液は家庭の味がありますので、醬油や酒など好きな割合を探してみると良いと思います。

お寿司や海鮮丼にして食べることを想定しているのでしたら、あまりしょっぱくならない様にみりんや砂糖を少し加えることをお勧めします。

市販の“いくらのたれ”を利用するのもお手軽です。

ちなみに我が家は主人が調味液を作ります。
私が筋子をほぐしている横でコソコソ秘伝の割合で…

冷ました調味液と水気を切ったいくらを容器に入れます。
まだまだ印象が違うと思いますが、大丈夫です安心してください(笑)

冷蔵庫でイクラが浸かるのを待ちます。

一晩漬けて出来上がりました。
やっと見覚えのあるいくらになりました。

やっぱり粒が小さかったですね…

まあ家庭で食べる分としてはまずまずでしょうか。
保存料が入っていませんので、冷蔵でしたら5日間程度、冷凍では1カ月くらいで食べきります。

ちなみに…

この写真は先月末に作った時のいくらです。
値段も高かった分、粒も大きかったです。

手間はかかりますがこの時期だけの贅沢を楽しみましょう!

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